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インプル研の経営会計コラム(インプルリポート)カテゴリー

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1.会計識字力
2.借入金
3.黒字経営
4.財務諸表
5.資金
6.財務分析
7.安全性
8.経営計画
9.設備投資力
10.債務償還
11.支払能力
12.キャッシュ
13.損益分岐点
14.コラム
15.マーケティング
16.決算書
17.月次試算表
18.B/S
19.P/L
20.C/S
未分類


「4.財務諸表」のカテゴリーの記事一覧

642.経営状況チェック 損益計算書

損益計算書とは、簡単いえば「いくら儲かったのか」「いくら利益があったのか」ということを示す販売に関する計算書だ。それを『売上高』、『売上原価』、『一般経費』、『利益』というグループに分けて表示している。そしてそれぞれの間 […]

634.アフターインボイス

インボイス制度が2023年(令和5年)10月1日より始まり、1カ月余りが経ちました。始まるまではいろいろと騒がしいかったのですが、いざ始まってみると何事もなかったかのような感じですが、皆さんの周囲ではどうでしょうか?そこ […]

629.会計の基本『簿記』⑨

いよいよ来週から『インボイス制度』が開始されます。インボイスが中小企業にどのような影響を与えるのか、実際のところは不明ですが、不明なだけにきちんと備えた経営を行いたいものです。その経営管理のベースが『簿記』ですので、簿記 […]

628.会計の基本『簿記』⑧

■前回の復習 前回は『売上債権』に関する簿記の説明をしました。そのポイントの次のとおりです。①売掛も受手も「得意先別に管理」する。②売上は得意先別管理に加えて、部門別などを利用して「継続売上と新規売上を集計」する。③「売 […]

627.会計の基本『簿記』⑦

■前回の復習 前回から簿記の話に入り、その第1回目として『現金』と『預金』について説明しました。現金も預金も身近な勘定科目ですので、簿記的にはそんな難しい話ではないと思います。しかし、気をつけなければならい点もいくつかあ […]

626.会計の基本『簿記』⑥

■前回の復習 前回はP/Lの読み方を紹介しました。そのポイントは、P/Lで表されている「資金源泉」である売上高と「資金使途」である費用を比較するということでした。そうすると、①各構成比を円単位に置き換えて読むと、自社の収 […]

624.会計の基本『簿記』④

■前回の復習 前回はB/S・P/Lの全体的な読み方を紹介しました。それは「回転期間」や「構成比」で見直すと、金額表示では気づかなかったことに気づけるということでした。今回はもう少し枝葉的な会計資料の「読み方」について、紹 […]

623.会計の基本『簿記』③

■前回の復習 前回はB/Sが表す『資金運用』と『資金調達』、並びにP/Lが表す『資金源泉』と『資金調達』について説明しました。①B/Sの『資金運用』とは 調達している資金をどのような形で保有運用しているのかを表し、その構 […]

622.会計の基本『簿記』②

 さて、インボイス制度の開始まで2カ月を切り、全国で460万件あるといわれている免税事業者のうち、約100万件がインボイス発行事業者として申請して、課税事業者になるそうです。そうなると事業継続が苦しくなる事業者が増加する […]

609.収益改善 管理会計が何故必要なのか

収益改善シリーズの最後に収益を改善させていくうえで、「なぜ、管理会計が必要なのか」について説明します。管理会計とは「経営者自身が、会社を経営するために必要な会計」のことを指します。したがって、いわゆる税務申告や金融機関へ […]

598.実務的な経営分析 まとめ

更新:2024.01.089 実務的な経営分析 まとめこれまで、「手元資金」「売上債権」「当座・流動資産」「固定資産」「借入金」「自己資本」「他人資本」「損益計算書」と、8回にわたって、会計資料の『実務的な経営分析』を見 […]

597.実務的な経営分析 損益計算書

8 自社の損益計算書を読む (1)損益計算書とは損益計算書に関しては毎日の経営に関係があることなので、比較的よくご存知と思われる。 その構造は左図のように『売上高』から始まり、売上原価を引いて『売上総 […]

587.現預金を高める経営 純資産を増やす

再更新:2022.11.01▶現代の経営課題現代の経営課題は、人件費を上げて社内の人的資源の「やる気」を高めることであり、同時にキャッシュの保有を高めることだ。従業員の「やる気」を高めることができれば生産性は上がり、付加 […]

571.リスクヘッジ仕訳 減価償却費

更新日:2022.07.26会計には経営をリスクから守る仕組みがあります。そのことを「リスクヘッジ」といいます。リスクヘッジとは、起こりうるリスクをある程度予測し、そのリスクに対応できる体制をあらかじめ取っておくことをい […]

569.リスクヘッジ仕訳 貸倒引当金

再更新日:2022.07.13会計には経営をリスクから守る仕組みがあります。そのことを「リスクヘッジ」といいます。リスクヘッジとは、起こりうるリスクをある程度予測し、そのリスクに対応できる体制をあらかじめ取っておくことで […]

567.資金に強い損益体質・経営をする

前回は「資金に強い財務体質・経営をする」というテーマで、決算書のB/Sをどう読めばよいのか、どのような方向で改善を考えればよいのかについて説明しました。今回はP/Lへ目を移し、「資金に強い損益体質・経営をする」というテー […]

566.資金に強い財務体質・経営をする

5月も終わりに近づき、決算・申告に追われている方も多いかと思います。今回はそんなタイミングを捉えて、「資金に強い財務体質・経営をする」というテーマで、決算書をどう読めばよいのか、また改善のどのような方向で考えればよいのか […]

554.科目の読み方 閑話:仕訳とは

 ここまで「科目の読み方」について説明してきましたが、ここでちょっと一休みして、科目の読み方のベースとなる『仕訳』について考えてみたいと思います。なぜなら、仕訳に対する理解は、科目の読み方に繋がってくるからです。仕訳の理 […]

541.新.財務諸表9 まとめ

8回に渡って「新.財務諸表」を掲載してきましたが、財務諸表を経営に活かすヒントになったでしょうか?少しで参考になれば幸いです。今回はそのまとめをお送りします。もしわからないところがあれば、各コラムを振り返って、見てくださ […]

539.新.財務諸表7 損益計算書が表すもの

これまで財務諸表の「貸借対照表」を見て来ましたが、今回から「損益計算書」に移ります。貸借対照表が「企業の財政状況を表す」のに対し、損益計算書は「1年間の営業成績を表す」といわれます。企業が1年をかけて「どれだけ儲けたのか […]

537.新.財務諸表6 資産が表すもの 後編

前回は、貸借対照表で『資金運用』を表す一つである「流動資産が表すもの」を見て来ました。流動資産とは、日々の経営の中で資金運用しているものでした。その主なものは、現金、預金、売上債権、棚卸資産、その他流動資産であり、そのポ […]

536.新.財務諸表5 資産が表すもの 前編

前回は、貸借対照表の「資金調達の出所」のもう一方である自己資本『純資産』が表すことについて見て来ました。『純資産』は一般的に、あまり見られることがない項目ですが、「事業の状況を端的に表す」非常に重要な項目であることを認識 […]

535.新.財務諸表4 純資産が表すもの

前回は、貸借対照表の全体と負債が表すことについて見て来ました。「負債」と一口に言いますが、その触りだけを理解しただけでも、随分さまざまな情報が得られることに気づかれたかと思います。今回は負債と同じ資金調達ではありますが、 […]

534.新.財務諸表3 負債が表すもの

前回は、貸借対照表の全体と負債・純資産ならびに資産が表すものについて、その概要を見ました。今回はそれらをもう少し細かく見て、「負債が表すもの」について見ていきます。 1 負債を少し細かく見る右の負債と純資産は、 […]

533.新.財務諸表2 貸借対照表が表すもの

前回は「財務諸表の概要」をお伝えしました。今回はそんな財務諸表の「貸借対照表(B/S)が表すものとは何か」がテーマです。財務諸表を経営に活用するためには、ぜひとも押さえておきたいことです。 1 貸借対照表とは貸 […]

532.新.財務諸表1 財務諸表の概要

コロナ禍で厳しい経営環境が続きますが、こんなときにこそ日頃作成している『財務諸表』を経営に活かしたいものです。そこで今回から、これまでも何回か「財務諸表」について、あらためて『新.財務諸表』というテーマで「どのように財務 […]

382.財務諸表10 PLの見方

前回の「損益計算書の構造」について復習しましょう。 1.売上高とは「事業資金の源泉」であり、お客様の「支持のバロメーター」です。  ですから、少しずつでも増やしていきましょう! 2.売上原価とは「資金の使途」であり、でき […]

380.財務諸表8 BSの見方総資本

前回は、貸借対照表の総資産について、その見方について勉強しました。 1.手元資金は、平均月商や平均月間総費用・有利子負債などと比べて、その有り高を評価する。 2.売上債権は、自社の回収ルールと照らし合わせて評価する。   […]

379.財務諸表7 BSの見方総資産

前回は「貸借対照表の見方」について、次のことを勉強しました。 1.安定した経営をするためには「資産は現預金を高める」「総資本は自己資本を高める」ことが大切である。 2.貸借対照表の見方は「百分比」「前年増減」「資産と総資 […]

378.財務諸表6 BSの見方

前回は貸借対照表の右側の下、純資産の詳細を見て、次のことを勉強しました。 1.純資産は『株主資本』『評価・換算差額等』『新株予約権』の3つに大別されるが、  中小・小規模企業に関係があるのは『株主資本』だけである。 2. […]

377.財務諸表5 BS純資産の詳細

前回は貸借対照表の右側、負債の詳細を見て、次のことを勉強しました。 1.貸借対照表の右側『負債』は、『流動負債』と『固定負債』に大別される。 2.流動負債はさらに、『買入債務』『銀行からの借入』『その他の流動負債』の3つ […]

376.財務諸表4 BS負債の詳細

前回は貸借対照表の左側、資産の詳細を見て、次のことを勉強しました。 1.貸借対照表の左側『資産』は、『流動資産』と『固定資産』に大別される。 2.流動資産はさらに、『当座資産』『棚卸資産』『その他流動資産』の3つに分けら […]

375.財務諸表3 BS資産の詳細

前回は貸借対照表の資産の配列について、次のような説明をしました。 1.貸借対照表で自社の財政状況を判断するためにも『流動性配列法』は重要。 2.『流動性配列法』が貸借対照表で自社の財政状況を正しく判断させてくれる。 3. […]

374.財務諸表2 BSの科目配列

前回は貸借対照表の骨子について、次のような説明をしました。 1.資金の調達は右側に表示され、調達方法には『負債』と『純資産』とがある。 2.調達した資金の運用状況は、左側に『資産』として表示されている。 3.調達した資金 […]

373.財務諸表1 貸借対照表

企業経営の始まりは、確かに『売上』です。売上なくしては、経営は成り立ちません。そのためには『マーケティング』が非常に大切です。今日の成熟した現代社会では「マーケティングなくして売上あらず」です。ですから、前回までマーケテ […]

347.会計活用のエッセンス⑪

第11回 「損益」の読み方・見方 今回で会計活用のエッセンスは最終回となります。最後は「損益」の読み方です。   はじめに 事業経営は「黒字経営」が基本 「そんなことは言われなくてもわかっている!」という声が聞 […]

346.会計活用のエッセンス⑩

第10回 「純資産」の読み方・見方 今回は「純資産」の読み方です。純資産は、創業から現在に至るまでの「事業活動の成果」を表しているわけですが、意外と顧みられることは少ないようです。 しかし、これまでの事業活動の成果ですか […]

344.会計活用のエッセンス⑧

第8回 「有利子負債」の読み方・見方  今回は「有利子負債」の読み方です。有利子負債とは、字のとおり利子がある負債、つまり一般的には金融機関からの借入金です。  事業の流れを振り返ると、最初は事業資金を集め(資金の調達) […]

343.会計活用のエッセンス⑦

第7回 「営業債務」の読み方・見方 今回は「営業債務」の読み方です。 「営業債務」とはあまり聞かない言葉ですね。それはそのハズ、「営業債務」とは当研究所の造語なのです。 一般的には支払債務とか仕入債務あるいはもう少し概念 […]

342.会計活用のエッセンス⑥

第6回 「固定資産」の読み方・見方 今回は「固定資産」の読み方です。 固定資産は、本来、事業の生産活動をするための設備です。したがって有効に活用しているか、あるいはそれを購入する資金に 無理はないか、などが読むポイントと […]

341.会計活用のエッセンス⑤

第5回 「営業資産」の読み方・見方 今回は「営業資産」の読み方です。 会計では、試算表でも決算書でも、流動資産は現預金と売上債権の「当座資産」、在庫である「棚卸資産」、そして「その他の流動 資産」の3つに分けています。 […]

340.会計活用のエッセンス④

第4回 「手元資金」の読み方・見方 前回は「試算表は3つの部分からなっている」と説明をし、それぞれの概要をご紹介しました。 今回からはその個々について、具体的に説明していきます。 最初の今回は「手元資金」です。 &nbs […]

338.会計活用のエッセンス②

第2回 経営に活かせる試算表をつくる 第1回では、未だ嘗てない経営環境が近づいており、これからは企業経営も家計と同様、やりくり上手になって会社を強くする 必要があることを紹介し、そのためにも「月次試算表」を活かして経営を […]

336.380万中小企業のT/B⑮

第15回 P/L損益計算書「損益」の読み方・見方    「損益計算書の読み方・見方」の最後として「損益分岐点」を紹介します。 損益分岐点は、自社の「収益構造」を明らかにし、何よりも自社の「付加価値経営」の状況を […]

335.380万中小企業のT/B⑭

第14回 P/L損益計算書「損益」の読み方・見方    損益計算書は、営業活動の成果を示します。 営業活動の成果・目的は「売上高」ではなく「利益」です。 まずこのことをあらためて全社で押さえておきたいところです […]

334.380万中小企業のT/B⑬

第13回 P/L損益計算書「損益」の読み方・見方    損益計算書は多くの方にとって貸借対照表とは違い、馴染みのある会計資料です。 すでにご存知の方も多いとは思いますが、簡単に損益計算書を上から順番に見て行きま […]

333.380万中小企業のT/B⑫

第12回 B/S総資本「純資産」の読み方・見方   1 純資産の概要  純資産とは、会計上は「総資産と負債の差額(純資産=総資産ー負債)」です。 だから、皆さんがよくお聞きになる『総資産=負債+純資産』という等 […]

332.380万中小企業のT/B⑪

第11回 B/S総資本「固定負債」の読み方・見方   1 固定負債の概要  固定負債とは、長期にわたって返済する他人資本である借金です。 (1)固定負債とは設備投資するために調達した資金  長期にわたって返済で […]

331.380万中小企業のT/B⑩

第10回 B/S総資本「借入金」の読み方・見方   1 短期借入金と長期借入金の概要  借入金とは「有利子負債」ともいい、他の負債との違いは「支払利息」がつくことです。  借入金には「短期借入金」と「長期借入金 […]

330.380万中小企業のT/B⑨

第9回 B/S総資本「流動負債」の読み方・見方  流動負債とは「1年以内に返済しなければならない債務」です。 見方を変えれば「日々の事業活動で得た他人資本」という見方もできます。  その主な項目(勘定科目)としては、支払 […]

329.380万中小企業のT/B⑧

第8回 B/S総資本「買入債務」の読み方・見方 今回から、話は「総資本」へ移ります。 総資本とは、事業で集めている(調達している)資金の出どころ(調達先)でしたね。 調達先で分類して、総資本は「他人資本」と「自己資本」に […]

328.380万中小企業のT/B⑦

第7回 B/S総資産「固定資産」の読み方・見方 固定資産とは、事業のための投資資産です。 具体的には、建物・機械・車両・土地などや、営業権・投資有価証券などがあります。 それらを有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資 […]

327.380万中小企業のT/B⑥

第6回 B/S総資産「営業資産」の読み方・見方 営業資産とは、営業活動を継続するうえで発生する資産をいいます。 受取手形、売掛金などの売上債権とたな卸資産が中心です。 営業資産は売上高の増加に伴って増える傾向がありますが […]

326.380万中小企業のT/B⑤

第5回 B/S総資産「手元資金」の読み方・見方 今回から「380万の中小・小規模企業にとってのT/B(試算表)の読み方・見方」は細部に入ります。 その最初は『手元資金』です。   1 手元資金は「自社の資金状況 […]

324.380万中小企業のT/B③

第3回 B/S「総資産の部」の読み方・見方 第3回の「380万の中小・小規模企業にとってのT/B(試算表)の読み方・見方」は、B/S(貸借対照表)の「総資産の部」 です。   1 総資産の部は「事業資金で購入運 […]

323.380万中小企業のT/B②

第2回 B/S「総資本の部」の読み方・見方 第2回の「380万の中小・小規模企業にとってのT/B(試算表)の読み方・見方」は、B/S(貸借対照表)の「総資本の部」 です。   1 総資本の部は「事業資金の出どこ […]

309.簿記の基本 戦略経営(5)

第17回 簿記の基本「戦略的な経営に資する経理とは(5)」 第4回のまとめは  他人資本である負債の ①買掛金および仕入高の仕訳  ②流動負債と固定負債の区分け でした。 第5回は最終のまとめとなり、損益に関する戦略的な […]

308.簿記の基本 戦略経営(4)

第16回 簿記の基本「戦略的な経営に資する経理とは(4)」 第3回のまとめは  固定資産の ①リース(資産)の仕訳  ②減価償却の仕訳 でした。 第4回のまとめはいよいよ右側に移り、負債に関する戦略的な仕訳をまとめます。 […]

307.簿記の基本 戦略経営(3)

第15回 簿記の基本「戦略的な経営に資する経理とは(3)」 前回のまとめは  ①売掛、売上の得意先別仕訳 ②売掛、売上の税抜経理 ③売掛リスクである貸倒引当金 ④たな卸の仕訳 を紹介しました。 今回は固定資産に関する戦略 […]

304.簿記の基本 引当金の仕訳

第12回 簿記の基本「引当金の仕訳」を知ろう 12回のテーマは「引当金」です。 引当金という会計用語は聞いたことがある方は多いかと思いますが、しかしその意味となるとご存知でない方も多いようです。 そこでまずは「引当金」の […]

303.簿記の基本 リースの仕訳

第11回 簿記の基本「リースの仕訳」を知ろう 多くの会社ではいろいろなモノをリースで利用されているかと思います。 さて、そこでリースの会計処理はどうされていますか? 単純に「リース料/現預金」という仕訳だけでは、正しい財 […]

302.簿記の基本 貸倒れの仕訳

第10回 簿記の基本「貸倒れの仕訳」を知ろう 今回は少しマニアックな勉強です。 テーマは「貸倒れの仕訳」です。 ところで、貸倒れって、ご存知ですか? そうです、取引先の倒産などによって、売掛金や受取手形の代金が回収できな […]

289.420万経営者のための会計9

セクション9 損益の見方 損益計算書は比較的によく見られているかと思います。  損益計算書の見方にはどのようなものがあるのか、ご存知ですか。 おもな見方を挙げれば、時系列比較、予算比較、売上高構成比、利益分析、損益分岐点 […]

288.420万経営者のための会計8

セクション8 総資産の見方 -その4ー  4 固定資産の見方 固定資産とは、会社の設備や車両、建物、土地などです。 固定資産は売上債権や棚卸資産のように資金化できない分、企業経営において、実は非常に大きな影響を持っていま […]

287.420万経営者のための会計7

セクション7 総資産の見方 -その3ー  3 運転資金の見方 総資産の見方3回目は「運転資金の見方」です。   (1)運転資金とは 運転資金とは、「日常の会社運営に必要な資金」という意味です。 では、その日常の […]

286.420万経営者のための会計6

セクション6 総資産の見方 -その2ー  2 流動資産の見方 『流動資産』とはその名の通り、流動する資産を意味し「1年以内に資金化できる資産」を指しています。 したがって、その見方も借金である『負債』それも短期間に返済し […]

285.420万経営者のための会計5

セクション5 総資産の見方 -その1ー セクション5からは『総資産』についての見方です。   1 総資産とは (1)総資産の内訳 総資産は『流動資産』と『固定資産』、『繰延資産』の3つに分類されますが、 実務的 […]

284.420万経営者のための会計4

セクション4 純資産の見方 1 純資産とは ◆『純資産』の項目には試算表や決算書を見るといろいろありますが、重要なのは『資本金』と『繰越利益剰余金』だけです。 『資本金』とは、会社を設立したときの出資金です。 ◆『繰越利 […]

283.420万経営者のための会計3

セクション3 総資本の見方 (前回「2 負債の見方」の続きです…)   (2)固定負債の意味と見方 『固定負債』は、固定的な負債という意味ですから、流動負債を除く、原則1年以上に渡って返済する負債ということにな […]

281.420万経営者のための会計1

いま、上場企業・大企業を除く企業経営者は全国で約420万名と言われています。   その多くの企業では景気がいま一つ芳しくない中で、前回「中小企業の経営承継」で紹介したとおり、経営承継すらできない厳しい 経営を続 […]

280.中小企業の経営承継⑤

Ⅴ 中小企業「財務改善」の具体策 前回は、経営承継できる企業体とするためには優良企業から学び、  ①少なくとも自己資本を高め、  ②固定資産と棚卸資産の運用を減らし、  ③原価を抑え、経費を削減し、  ④適切な納税をして […]

279.中小企業の経営承継④

Ⅳ 中小企業「財務改善策」のヒント   前回は、TKCの経営指標による中小企業224千社におよぶ『平均財務諸表』から、中小企業の財政状況の実体を見た。 多くの中小企業は実質的に債務超過に陥っている可能性があることが分かり […]

278.中小企業の経営承継③

Ⅲ 中小企業の経営実態   前回は、中小企業の経営承継の方法とそれぞれの問題点を考え、いずれにせよ、その根底には『財務の健全化』を図らなくては ならないことを指摘した。 今回はそんな中小企業の経営実態を見てみよう。 &n […]

275.黒字と赤字、どこが違う⑧

第8回 黒字経営と赤字経営の違いこれまで優良企業(黒字企業の上位10%)と赤字企業の違いを、財政状況、損益状況、経営分析から見てきました。今回はその最終回として、これまで7回に分けて見てきましたその違いについて、まとめて […]

274.黒字と赤字、どこが違う⑦

第7回 黒字企業と赤字企業の「経営分析結果の違い」(4) 今回は損益・収益性の違いを見てみましょう。 経営分析結果については、No.271のコラムを参照ください。   4.損益・収益性の違い  優良企業と赤字企 […]

273.黒字と赤字、どこが違う⑥

第6回 黒字企業と赤字企業の「経営分析結果の違い」(3) 今回は資金繰り・安全性の違いを見てみましょう。 経営分析結果については前回のコラムを参照ください。   3.資金繰り・安全性の違い  まず、事業の安全性 […]

272.黒字と赤字、どこが違う⑤

第5回 黒字企業と赤字企業の「経営分析結果の違い」(2)さて、全企業・赤字企業・優良企業の経営分析結果をじっくりと見ていただいたでしょうか。黒字経営と赤字経営の「違い」は掴めたでしょうか。では今回は、その違いについて解説 […]

271.黒字と赤字、どこが違う④

■黒字経営と赤字経営、どこが違うのか   第4回 黒字企業と赤字企業の「経営分析結果の違い」 「黒字経営と赤字経営、どこが違うのか」の最終回として、経営分析で網羅的に見てみたいと思います。今回もTKC経営指標の […]

269.黒字と赤字、どこが違う②

■黒字経営と赤字経営、どこが違うのか 第2回 黒字企業と赤字企業の「損益状況の違い」前回と同様、TKC経営指標の平成22年度版を参考に、収録されている224,595社の赤字企業133,865社、黒字企業81,6 […]

268.黒字と赤字、どこが違う①

■黒字経営と赤字経営、どこが違うのか 今回から「黒字経営企業と赤字経営企業とはどういうところが違うのか」を決算書から解明し、貴社の健全な経営に資したいと思います。なお、データは『TKC経営指標』から、平成22年(2010 […]

267.役立つ会計⑤四半期の評価

今回の経営に役立つ会計は『四半期の評価』です。四半期とは3カ月ごとという意味ですが、事業経営にとっては節目の月と云えます。毎月毎月業績検討の対策を講じ、四半期ごとに目標をクリアしていくという考え方は、健全な経営をするうえ […]

266.役立つ会計④試算表の評価

今回の経営に役立つ会計は『月次試算表の評価』です。 前回の決算書は事業の1年間の成績表であり、中期的(中期的とは3年から5年間ぐらい)な課題を見出すものです。したがって、当期決算と3年前および5年前の決算などと見比べて、 […]

265.役立つ会計③決算書の評価

今回の経営に役立つ会計は『決算書の評価』です。ほとんど場合、決算書は申告書の前処理のために作成され、会計事務所からは申告書と一緒に渡されるだけでお蔵入りとなります。しかしそれではあまりにももったいない!と思いませんか?な […]

259.景気に負けない経営管理-8

〔お知らせ〕当研究所は中小事業者経営を「良くする」ために、ITと会計・マーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環境下で行 […]

258.景気に負けない経営管理-7

〔お知らせ〕インプルーブ研究所は中小事業経営を良くするために、ITと会計及びマーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環境 […]

257.景気に負けない経営管理-6

〔お知らせ〕インプルーブ研究所は中小事業経営を良くするために、ITと会計及びマーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環境 […]

255.景気に負けない経営管理-3

〔お知らせ〕インプルーブ研究所は中小事業者の経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環 […]

254.景気に負けない経営管理-2

〔お知らせ〕インプルーブ研究所は中小事業者の経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環 […]

253.景気に負けない経営管理-1

〔お知らせ〕インプルーブ研究所は中小事業者の経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用でご支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバー(AWS)を利用し、最新のIT環 […]

250.会計学-16「貸借対照表作成」

〔お知らせ〕インプルーブ研究所はあなたの事業経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用で支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバーを利用し、最新のIT環境で支援して […]

249.会計学-15「損益計算書作成」

〔お知らせ〕インプルーブ研究所はあなたの事業経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用で支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバーを利用し、最新のIT環境で支援して […]

248.会計学-14「自己資本の充実」

〔お知らせ〕インプルーブ研究所はあなたの事業経営を良くするために、IT・会計・マーケティングの活用で支援しています。      ウェブサイトのホスティングサービスは、amazonサーバーを利用し、最新のIT環境で支援して […]

247.会計学-13「純資産」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。ホスティングサービス等はamazonサーバーを利用      しており、最新のIT環境でご支援しています。ホームページ・ネットショップなどのウェブサイ […]

246.会計学-12「負債」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。ホスティングサービス等はamazonサーバーを利用      しており、最新のIT環境でご支援しています。ホームページ・ネットショップなどのウェブサイ […]

245.会計学-11「固定資産と償却」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。ホスティングサービス等はamazonサーバーを利用し、最新のIT環境でご支援しています。ホームページ・ネットショップなどのウェブサイト、あるいは経営改 […]

244.会計学-10「流動資産と損益」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。ホスティングサービス等はamazonサーバーを利用し、最新のIT環境でご支援しています。ホームページ・ネットショップなどのウェブサイト、あるいは経営改 […]

243.会計学-9「棚卸と売上原価」

〔お知らせ〕弊社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。ホスティングサービス等はamazonサーバーを利用し、最新のIT環境でご支援しています。ホームページ・ネットショップ等ウェブサイト、経営改善、営業戦略 […]

242.会計学-8「売上高と債権」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。なお、ホスティングサービス等はamazonサーバーを      利用し、最新のIT環境でご支援しております。ホームページ・ネットショップ等ウェブサイト […]

241.会計学-7「計算書類ルール」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。なお、ホスティングサービス等はamazonサーバーを      利用し、最新のIT環境でご支援しております。ホームページ・ネットショップ等ウェブサイト […]

240.会計学-6「会計基準」

〔お知らせ〕当社はIT、会計、マーケティングで貴社の経営を良くします。なお、ホスティングサービス等はamazonサーバーを      利用し、最新のIT環境でご支援しております。ホームページ・ネットショップ等ウェブサイト […]

239.会計学-5「財務諸表の体系」

[お知らせ]当社は情報伝達『ICT』、経営技術『会計活用』、経営工夫『マーケティング』をもって貴社の経営を良くします。      ホスティング等はamazonサーバーを利用しておりますので、常に最新のIT環境の中でご利用 […]

238.会計学-4「複式簿記」

[お知らせ]当社は情報伝達『ICT』と経営技術『会計活用』、経営工夫『マーケティング』をもって貴社の経営を良くします。      ホスティング等はamazonサーバーを利用しておりますので、常に最新のIT環境の中でご利用 […]

237.会計学-3「利益計算」

[お知らせ]当社は情報伝達『IT』と経営技術『会計活用』並びに経営工夫『マーケティング』をもって貴社の経営を良くします   『会計学』第3回目は利益計算の仕組みを説明します。   Ⅲ 利益計算の仕組み […]

236.会計学-2「会計法規則」

[お知らせ]当社は情報伝達『IT』と経営技術『会計活用』並びに経営工夫『マーケティング』をもって貴社の経営を良くします   『会計学』第2回目は3種類の法規則に基づく会計を説明します。   Ⅱ 会計法 […]

235.会計学-1「会計とは」

[お知らせ]当社は情報伝達『IT』と経営技術『会計活用』並びに経営工夫『マーケティング』をもって貴社の経営を良くします   今回より、会計に関する、ホンの少し専門的なコラムを開始します。というのは、会社をコント […]

226.経営技術「B/Sマネジメント」

■B/S(貸借対照表)マネジメント -会社状況を事前察知する経営- B/Sは多くの会計資料の中で、もっとも基本的な資料です。しかし多くの経営者からは「損益計算書(P/L)」と比べると、見られていることが少ない会計資料でも […]

217.会計は会社を良くできる-7

第7回 管理会計への挑戦 -部門別採算管理- 前回は予算管理について説明しました。今回は部門別です。   1.部門はどんな企業にもある『部門別』というと、ある程度の規模でないと「関係がない」と思い込まれている経 […]

216.会計は会社を良くできる-6

第6回 管理会計への挑戦 -予算管理- 会計で会社を良くするためには、会計を経営に活せるように工夫しなければなりません。その第一歩は特に開業当初やまだ規模が大きくなっていない場合には経理業務を社長業務と位置づけることです […]

215.会計は会社を良くできる-5

第5回 会計のどこを見る 会計、すなわち、財務諸表(B/S・P/L)のどこを見ればよいのでしょうか。見るべきポイントは会社の状況によっていろいろありますが、今回はそのような個別のケースは別として、標準的に見ればよい項目を […]

214.会計は会社を良くできる-4

第4回 会計識字力を上げる ここまで「会計で会社経営を良くできる」話をしてきました。そのためには・・①会計を決算・申告目的ではなく、経営管理(経理)目的ですること。②経営管理目的でするためには、会計を後処理(暇なときにす […]

213.会計は会社を良くできる-3

第3回 科目残高は明細で管理する 今回は非常に大事な話をしたいと思います。よくお読みくだされば幸いです。   1.経理・会計は管理会計の時代 多くの企業は会計事務所に関与を依頼し、経理をアウトソーシングしたり、 […]

212.会計は会社を良くできる-2

第2回 経理は「社長の仕事」 「経理は社長の仕事ではない」と頭から思われている経営者が多いのではないのでしょうか。確かに、事業の発展状況においては、経理を信頼できる将来のパートナーに委ねても良いと思いますが、少なくとも創 […]

211.会計は会社を良くできる-1

会計の力あるいは会計の効用って、会社経営にとってどのくらいあるのでしょうか。今回からはしばらくコラム風でこのテーマを考えて行きたいと思います。   第1回 あなたの会社は、何の目的で経理をされていますか?  こ […]

210.覚えなくとも読める財表-13

第12回 覚えなくとも読める財務諸表 -消費税の読み方- この「覚えなくとも読める財務諸表」も最後となります。最後は『消費税』です。現在、消費税率は昨年(平成26年4月)より8%、それが2年後の29年4月からは10%に引 […]

209.覚えなくとも読める財表-12

第11回 覚えなくとも読める財務諸表 -損益の読み方- その2 2.損益計算書の読み方前回は、6つの営業成績について説明しました。今回はその読み方です。 (1)当期純利益 当期純利益は借入金返済の原資であり、繰越利益剰余 […]

208.覚えなくとも読める財表-11

第10回 覚えなくとも読める財務諸表 -損益の読み方- その1 今回は損益の読み方です。損益とは、会社の営業成績ことですが、『損益計算書』で見ます。さて、損益計算書のどこを見ていますか? 売上高ですか、それとも利益ですか […]

207.覚えなくとも読める財表-10

第9回 覚えなくとも読める財務諸表 -純資産の読み方-   純資産とは自己資本のことです。 家計で言えば正味の自己財産です。例えば、外見上、広い土地に立派な持ち家風の住宅に住んでおり、自家用車も外車、生活も派手 […]

206.覚えなくとも読める財表-9

第8回 覚えなくとも読める財務諸表 -借入金の読み方- 借入金には会計上、3種類ということをご存知でしょうか。特に、銀行借入れをしている会社の場合には、必ず3種類あると思われます。そうでない場合には「読むに相応しくない財 […]

205.覚えなくとも読める財表-8

第7回 覚えなくとも読める財務諸表 -買掛金の読み方- 今回からは話は「総資本」に移ります。まず、おさらいです。総資本とは何だったでしょうか?そうです、「事業で調達している資金の出どころ」を表したものです。調達している資 […]

204.覚えなくとも読める財表-7

第6回 覚えなくとも読める財務諸表 -固定資産の読み方- 固定資産とは建物や機械等の設備、車両などを言います。 家計でいえば、住宅であり、クルマなどです。ここで思い当たることは、住宅を建てたり、クルマを購入するに当たって […]

203.覚えなくとも読める財表-6

第5回 覚えなくとも読める財務諸表 -売掛金の読み方- 今回は売掛金の読み方です。売掛金とは『売上債権』または『営業債権』の一つです。ですから手形を扱っている会社の場合は『受取手形』を含めて考えていただいてもかまいません […]

202.覚えなくとも読める財表-5

第4回 覚えなくとも読める財務諸表 -現金・預金の読み方- 今回からは財務諸表(月次試算表や決算書)の一つ一つについて読み方をご紹介します。ところで、財務諸表は貸借対照表と損益計算書から成り立っていると思われている読者が […]

201.覚えなくとも読める財表-4

 第3回 覚えなくとも読める財務諸表 -評価の仕方-   1.財務諸表の評価の仕方 財務諸表の見方は前回のとおりですが、ではその「評価」はどうのように考えれば良いのでしょうか。それは基本的に日常生活感覚で判断す […]

200.覚えなくとも読める財表-3

第2回 覚えなくとも読める財務諸表 -見方-   1.財務諸表の見方 財務諸表はどうのように見ればよいのでしょうか。科目を一つ一つみても、金額はわかりますが、「それでどうなのか?」はわかりません。   […]

199.覚えなくとも読める財表-2

「財務諸表は難しい」と思われている経営者が多いようです。 たしかに、財務諸表である『試算表』や『決算書』には、難しい用語が使われてはいますが、それに惑わされず、要領さえ掴めば、かんたんなものなのです。 なぜなら、財務諸表 […]

198.覚えなくとも読める財表-1

『会計』に頼らなくとも、「会社や経営のことはわかっている」と思われている社長は多くおられます。 だから『会計』を後回しにしている会社が数多くあります。 「会計を後回しにしている会社」とは、会計事務所に会計処理を丸投げして […]

176.競争優位に立つ 財務分析

第8話 財務分析(Financial analysis) 今回は内部環境、カネの分析です。カネの分析とは、自社の財務の状況や資金繰り及び収益構造の分析です。そのことを『財務分析(ファイナンシャルアナリス)』あるいは『経営 […]

103.財表基本知識 B/Sの改善

15.よりB/Sを理解する -財務体質の改善とは- よりB/Sを理解するの最後第3回目は「財務体質の改善」についてです。 (1)会社の財務体質とは 資金の運用は下図のように、当座資産、当座資産を含む流動資産、固定資産の3 […]

102.財表基本知識 B/S判定法

14.よりB/Sを理解する -B/S判定の基本- よりB/Sを理解するの第2回目は「B/S判定の基本」についてです。 もともと事業を開始したときのB/Sは 資産=負債+純資産(資本金) という状態から始まっています。そし […]

101.財表基本知識 B/Sの意味

13.よりB/Sを理解する -B/Sは資金の調達と運用を表す- 財務諸表で一番重要な情報を網羅的に包括しているのは「貸借対照表(B/S)」です。 今回からはそのB/Sをより理解するための補習的に解説をさせていただきます。 […]

100.財表基本知識 損益確認表

の会社の主なP/L科目を見てみよう では具体的に自社のそれらの科目の状況を確認してみましょう。 *印刷をして記入してみてください。 (1)売上高の確認 当期売上高[      千円]÷前期売上高[      千円]×10 […]

99.財表基本知識 主損益科目

11.主なP/L科目の見方 損益計算書科目における重要な科目(あるいは項目)は次の3点です。 (1)売上高 ①何といっても売上高が事業を継続させるための基盤です。売上高が減少していくと事業を続けることが困難になります。確 […]

98.財表基本知識 資本確認表

10.自分の会社の主なB/S総資本科目を見てみよう では具体的に自社のそれらの科目の状況を確認してみましょう。 *印刷をして記入してみてください。 (1)流動負債の確認 流動資産[      千円]÷流動負債[      […]

97.財表基本知識 主資本科目

9.主なB/S総資本科目の見方 総資本(負債と純資産)科目における重要な科目(あるいは項目)は次の3点です。 (1)流動負債 ①流動負債とは1年以内に返済しなければならない他人資本、つまり債務であり、借金でした。だから、 […]

96.財表基本知識 資産確認表

8.自分の会社の主なB/S資産科目を見てみよう 前回は主なB/S資産科目ということで、現預金・売掛金・棚卸資産の見方を説明しました。 今回は具体的に自社のそれらの科目の状況を確認してみましょう。 *印刷をして記入してみて […]

95.財表基本知識 主資産科目

7.主なB/S資産科目の見方 ここからは具体的に代表的な勘定科目の見方について説明します。 第1回目は貸借対照表(B/S)の資産科目について説明します。 資産科目には流動資産に属する科目、固定資産に属する科目など多くあり […]

94.財表基本知識 体で喩える

6.3つの財務諸表の関係をヒトで喩える ここで財務諸表の関係を絵解きしたいと思います。 貸借対照表(B/S)とはヒトで喩えると、身体(からだ)といえます。 資産は身体の外見である体格に喩えられ、下半身(固定資産)が締まり […]

93.財表基本知識 C/Sの構造

5.キャッシュフロー計算書(Cash flow Statement)の基本構造 C/Sとは年間の資金(Cash)収支(flow)の計算書です。 その資金収支を営業・投資・財務の3つの活動に分けて計算したものです。 (1) […]

92.財表基本知識 P/Lの構造

4.損益計算書(Profit and Loss Statement)の基本構造 P/Lは2つの収益と3つの費用、そして3つの利益から構成されます。 (1)2つの収益とは売上高と営業外収益 ①売上高とは本業での収入であり、 […]

91.財表基本知識 B/Sの構造

3.貸借対照表(Balance Sheet)の基本構造 B/Sは左右に分けられます。 (1)総資本 右には負債と純資産が表示され、併せて総資本と呼ばれます。 ①総資本とは「総ての資本」という意味であり、資本とは「資金の本 […]

90.財表基本知識 財表とは

2.財務諸表とは 財務諸表とは英表記で、Financial Statementsといい、略してF/Sといいます。 F/Sには次の3種類があります。 (1)貸借対照表(Balance Sheet) 略してB/Sと呼ばれ、会 […]

89.財表基本知識 必ずわかる

1.はじめに ますます厳しくなる「経営環境」・・。 これまでのように経験と勘に基づく経営では「事業の継続性」は覚束きません。 経営の現状を常に計数的に正しく把握し、改善して行くべき課題とその改善処方箋を掴み、経営をしてい […]

88.損益計算書のカンタンな見方

前回、PLの6つの評価を示していると申しあげました。 ①自社のお客様・市場からの支持   ⇒売上高 ②自社商品・製品・サービスの魅力度 ⇒売上総利益 ③社内努力の成果          ⇒営業利益 ④経営マネジメントの結 […]

87.損益計算書の意味を知ろう

今回は「PLの意味」をご紹介します。 1.損益計算書(PL)とは PL(損益計算書)は「会社の経営成績を表す」と一般的には言われています。PLはその「経営成績」をつぎのとおり、6つの評価で表しています。 ①自社のお客様・ […]

86.貸借対照表のカンタンな見方

前回の「BSの意味」では次のような説明をしました。 BSとは会社の財政状況を表すと言われますが、具体的には事業に要しているお金の出所とそのお金で購入している物を表しています。これを図示すると以下のようになります。 左側: […]

85.貸借対照表の意味を知ろう

08年リーマンショックの影響を何とか乗り越えたかと思えば、昨年は東日本大震災、大津波、原発事故とさらに大きな波が押し寄せ、夏にはタイの洪水被害と意外に影響を与える波があった。経営を取り巻く環境は激しく変わる。そしてようや […]

7.管理会計の活かし方

管理会計資料の活かし方とは 会計資料は足し算・引き算によって作成されています。したがって作成された資料(貸借対照表・損益計算書)をいくら見ても、各科目残高と利益金額ぐらいしか分かりません。 そこで貸借対照表(BS)や損益 […]

6.経営に活かす会計の基本

今回から本来の会計の目的であった「経営に活かす会計」について解き明かして行きたいと思います。会計は元来、外部報告のためのものではなく、会社として記録を正しく取ることあったわけです。正しい記録を取ることによってそれを加工し […]

3.管理会計とは経営管理資料

財務会計と管理会計 経営者にとって大切な会計資料には試算表、経営分析表、資金管理表の3種類があると説明しましたが、それとは違う次元の考え方で、会計には「財務会計」と「管理会計」があります。一般的に「会計」と呼ばれているの […]

2.会計は経営するための業務

会計資料とは 主な会計資料には、合計残高試算表(月次決算書)、仕訳帳、元帳などがあります。関与を依頼されている会計事務所によっては、そのほかに経営分析表も提供してくれるところもあります。 合計残高試算表(以下、「試算表」 […]