ブルーオーシャンインプル研『経営コラム(インプルリポート)』

-クリックするとインプルリポートが開きます-

1.会計識字力
2.借入金
3.黒字経営
4.財務諸表
5.資金
6.財務分析
7.安全性
8.経営計画
9.設備投資力
10.債務償還
11.支払能力
12.キャッシュ
13.損益分岐点
14.コラム
15.マーケティング
16.決算書
17.月次試算表
18.B/S
19.P/L
20.C/S
未分類


393.図解 事業戦略策定 9

2018年12月14日 印刷用ページ

 

前回は、外部環境分析のマクロ環境分析の手法として『PEST分析』を紹介しました。

今回は外部環境分析の競合分析手法である『ファイブフォース分析(Five Forces Analysis)』を紹介します。

非常に参考になる競合分析方法なので、ぜひお読みください!

 

1.マクロ環境分析の手法『PEST分析』

PESTとは、政治(ポリティクス)、経済(エコノミー)、社会(ソサエティ)、T(テクノロジー)の頭文字です。

自社が置かれているマクロ環境は、この「P・E・S・T」から分析すれば、ほぼ漏れることもダブることもなく分析できます。

※この漏れることなくダブることもない状況を、『MECE(ミッシー:Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)』と

 呼びます(余談ですが)。

 

(1)Politics 政治

規則、法律、政策、外交など、政治によって引き起こされる外部環境の分析です。

例えば、消費税や石油・漁獲量の問題、働き方改革やパワハラの問題、規制緩和や社会保険料の問題などなど、

最近でもさまざまな問題が生じています。

 

(2)Economy 経済

物価、雇用、経済成長、景気、為替レート、金利など、経済によって引き起こされる外部環境の分析です。

最近ではアメリカと中国との貿易摩擦やTPP、人手不足、定年制の延長など、これもさまざまな問題が生じています。

なお、中には政治的な環境問題か経済的な環境問題か、分類が難しい事象もありますが、そんなことはどうでもいい問題です。

大切なことは漏れなく、ダブりなく、自社の経営に影響を及ぼす外部環境を考察することです。

 

(3)Society 社会

生活様式や志向・ブーム、社会的問題、人口動態、教育、犯罪など、社会で起こっている外部環境の分析です。

寿命の長寿化と高齢者の急増、会計不正、生活様式の変化、インバウンドなど、これもさまざまな問題が生じています。

さらに、2020東京オリンピック・パラリンピック、2025大阪万国博覧会、さらにいずれ誘致に成功しそうな冬季オリンピックなど

経済的なインパクトも見逃せません。

 

(4)Technology 技術

新発見、発明・開発、特許、技術革新など、技術・産業界で起こっている外部環境の分析です。

最近では何といっても、EVとAIの進展です。

EV化はどのようなスピードで切り替わっていくのかわかりませんが、想像以上に早くEVに移行していく様相です。

自動車産業界・ガソリン業界などに直接的な大きな影響が出そうですが、さらに多くの他業界にも大きな影響が及ぶと思われます。

またAIは本当にどのようなスピードで進展していくのかわかりませんが、これも多くの事業に大きな影響を与えそうです。

さらにインターネットが社会奥深くに根付くということも見逃せません。

 

 

このようにマクロ環境を考え始めると、これまでに無い〝なにか〝を感じてきませんか。それが大切なことだと思います。

これからは「ただ商売をやる」という気持ちだけでは、商売は続けられません。

「しまった!」と思ってからでは取り返しがつきません。

チョット今までにない考えを持って事業に取り組む姿勢が大事だと思いますが、いかが考えられますか?

 

 

戦略を考えるにあたって重要なことは、『思い込み』なるものを打ち破ることです。

私たちは思いのほか、思い込みに囚われて、生活や仕事をしています。

その結果が「いま」であることを忘れてはいけないと思います。

違う結果を得たいと思うのであれば、『思い込み』を打ち破るしかありません。

« 1つ前の記事(Older Entries)   |