384.図解 事業戦略策定

2018年10月14日

経済環境的な指標は「改善されてきている」という報道がなされ、さらには訪日外国人観光客の増加、2020年東京オリンピックの開催など、積極的な経済振興施策も講じられていますが、中小・小規模企業にとっては厳しい経営状況が続いています。

これは経営環境の改善も大切なのですが、企業内部の経営改善の重要性を示唆しているのではないのでしょうか。

つまり、いくら経営環境が改善されても、旧態依然の経営を続けている限り、もう事業は成り立たないということです。

そこで今回から、新シリーズ「図解 事業戦略の策定」を掲載し、そんな旧態依然とした経営を打破するヒントに供したいと
思います。

 

ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターは、チェコ生まれの20世紀前半に活躍した経済学者ですが、「市場経済はイノベーションに
よって不断に変化している。そしてイノベーションがなければ、市場経済は均衡状態に陥っていき、企業者利潤は消滅し、利子は
ゼロになる。したがって企業者は、創造的破壊を起こし続けなければ生き残ることができない。」と言っています。

これまでの慣習や固定観念に囚われず、小さなイノベーションでもいいですから、ともかく経営改善に取り組みませんか?

 

なお、今後の掲載予定は次のとおりです。 お楽しみに!