385.図解 事業戦略策定 1

2018年10月19日

『図解 事業戦略策定』第1回   戦略は経営戦略に従う

 

 

事業戦略の策定手順は上図のとおりです。

 

1.経営理念ありき

まず経営理念ありきで、それに沿った事業目的があり、その事業目的を実現するために事業領域である戦略ドメインを設定し、客観

的に自社の経営環境を分析し、戦略のアイデアを出し合い、それを取捨選択し、戦略を実行するという流れになります。

これまでは高度成長期という特殊な環境の中で「作れば売れる」という考え方が強く残っているため、中小・小規模企業においては

「経営理念なんてものはあっても無かってもどちらでもよい」と思われていました。しかし現代は成熟社会となっているのです。

頭ではわかっているのかもわかりませんが、体がそうはなっていません。

現代は経営理念という事業にとっての屋台骨がないと、継続企業にはなれません。

経営理念は事業の成長とともに見直すことになってもよいので、まず経営理念を考えることが重要です。

そしてその経営理念を従業員にも語ってみる。共感が得られれば企業にとって一番大切な一丸体制の基礎ができることになります。

2.何をするのか、事業目的

次に経営理念を実現するために「何をするのか」、それはが事業目的です。

そのように考えていくことで、事業が社会に受け入れられる事業に変わっていきます。

常にそれを考えていくことが、前回に紹介した言葉としては大袈裟かもわかりませんが、『創造的破壊』につなっがっていきます。

3.市場を設定する、戦略ドメイン

理念・目的がはっきりすれば、次は事業領域です。同じ事業であっても、理念・目的が違えば、事業領域も違ってきます。

だから戦略ドメインと呼ばれるわけです。

4.環境分析とアイデアの創出

そして、外部環境・内部環境を分析したうえで、戦略のアイデアを出すことになります。

アイデアはたくさん出すことがポイントです。固定観念や慣習に囚われず、オープンなスタンスでできる限り出し尽くします。

5.スクリーニング、戦略の決定

出したアイデアはふるいにかけて絞り込みます。そうすることによって戦略は仕上がってきます。

6.実行、PDCA

そして最後は一番大切な「実行」です。実行しなければどんな素晴らしい戦略も絵に描いた餅です。

Plan-Do-Check-Actionのマネジメントサイクルでしっかり実行しましょう。